音楽祭

「とっておきの音楽祭」に友達が参加するのを知り、こそっと行ってみました。
赤ちゃんが一緒なので行けるかどうかが、その時次第な私たち。
なので、こそっと。
案の定、授乳タイムが合わずすったもんだのギリギリ出発になりましたが、間に合うことが出来ました。
いつも利用している駐車場が震災で使用禁止になっていたのにはあせりました。そうか、こんなとこまでもか。
ボーカルのまっちぃは幼馴染です。
同じ南三陸町の出身で、小学生の頃は走っていったら数十秒の所に家がありました。
震災がおきて間もなくお互いも家族も無事が確認できていたけれど、顔を見るまではやはり不安で。
顔を見たらなんだかこみ上げてきてしまいました。
「あまり練習できなくて」と準備不足を嘆いていましたが、ステキな演奏でしたよ。
相方が、またギター触りたくなったと思っちゃうくらい、心のこもったあたたかい演奏でした。
3曲目の「瞳」
この曲は、結婚式でも歌っていたね。
震災が起きたあの日の夜。
電気が使えないためにラジオをつけたまま布団にもぐっていました。
時折くる余震に怖くて眠れず、うつらうつらとしている時に、この曲が流れてきました。
ラジオから、全国の人が被災地の私たちを励ます為にリクエストされたもの。
歌詞の内容が出産ということもあり、自分の出産のときのこと、友達の結婚式のこと、楽しかったこと辛かったこと、今の不安なこの状態のこと・・・ここで負けてたまるかって励まされた曲だったのを思い出しました。
また、今までのような生活に戻りつつありながら聴くことが出来るようになったんだなぁって感慨深かったり、親戚や友達の生活が変わってしまった状況が悲しかったり。
・・・文章がまとまらなくなってきました。
音楽に励まされるってこういうことなのかなって実感した3ヶ月です。
次は、ジャズフェスかしら?
参加されるなら楽しみに待ってよう。また、こっそり行く予定。
息子お気に入りのおもちゃタンバリン持参。シャンシャン鳴らして応援してました。
